SU-METAL様、19歳のお誕生日おめでとうございます。
しかし何だな、とんでもない19歳ですわね。
以下レッチリUKツアー帯同最終日に起きたことを要約すると・・・
・白塗りしたチャドがChad-Metalとして飛び入り参加
・Judas PriestのPainkillerとBreaking the Lawを熱唱
・最後の挨拶でSU-METALの19歳を祝うサプライズ
・オーディエンスみんなでHappy birthdayの合唱
なんですか?このインチキじみた展開は?
映画の企画会議でこんなもん出したら半殺しに遭うレベル。
それを本当に実現してしまうというのがキツネ様に選ばれし者たちの運命なのですね。
それにしてもJudas Priestのカバーは強烈。チャドのパワフルドラムはやっぱ凄い。ドラム壊れそう。昔からのレジェンドってみんなこんな感じですね。青神も凄く得るものがあったことでしょうね。
で、我らがBABYMETALのSU-METALです。
メタル生演奏、振付無し、完全のフリーで独り熱唱
こんな条件で歌うのは初めてじゃないでしょうか?
リズムに合わせて自然に体を動かし、下手に行ってはYUIMETALと肩を寄せ合い、上手に行ってはMOAMETALと肩を寄せ合い、センターに戻ってはBOHちゃんとヘドバンしまくり。O2アリーナというデカい会場のオーディエンスを完全に味方につけて、自由気ままに熱唱するSU-METALの姿は、等身大でありつつも堂々としたもの。多少声がキツかろうが知ったこっちゃねーぜ。まさにロックスターの風格(でもお上品さもあるのがポイントで他との差別化を図れている)。
そして、束の間のフリーパフォーマンスは、この数年間で凄まじい成長を遂げた生身の中元すず香を少しだけ表出させた瞬間でもあったと思う。
きっとレッチリは、BABYMETALに決められたルーチンワークをこなすだけじゃない何かを感じ取ったのだろう。その何かとは、自分たちの音楽を誠実に熱意を持って届ける姿、プロフェッショナルな心意気。そこに姿見だけじゃない本質的な美しさを本能的に感じ取ったのではなかろうか?
更に今回のツアーの中でレッチリはBABYMETALの表層を強引に剥ぎ取り、リアルな部分をオーディエンスに垣間見させ、そしてまだまだ凄い伸びシロがあることを教えてくれたと思う。これは神バンドやKOBAMETAL・裏方さんも含むBABYMETALのメンバーにとって途轍もない財産になったことだろう。
兎にも角にも、今年最後の修行は2017年の更なる飛躍を確信させる出来事だったのは間違いない。
来春も楽しみだ!!
▼Chad-Metalは完全にファミリーだぜ!

SEEEEEE YOUUUUUU!!


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