
おはこんばんちは、蝦夷METALです。
2015/10/11にエントリーした「電気暖房について:我が家の失敗」
こちらで電気代を節約するアイデア等を書かせてもらいましたが、その後どうなったか?
結論は「北電が毎年値上げするため幾ら工夫しても無駄に終わった」です。
1~2月の電気代と補助で使用する灯油ストーブの燃料代の合計は、確実に5万円を超えてしまいました。ちなみに昨年の夏、エコキュートの業者さんが家に来て、シミュレーションをしてもらった時に標準的な家では8万円を超えると言ってたから、恐らくその後(昨シーズン冬)の電気代は10万円の声に迫る勢いだったのではないでしょうか?
そして今年もまた原油価格が下がっているにもかかわらず10月から再度値上げすること発表されたことを受け、もう限界!無理!我慢ならん!ということで、灯油ストーブ導入に踏み切りました。
先に結論を書きましょう。
なんで早く灯油ストーブにしなかったのだろう!
ズバリこれです。
暖かさの質がまるで違う。電気暖房など比較対象にならない。
温水パネルの場合、輻射熱がじんわり回っていつの間にか室温が上がっている、ていう感じなので暖かくなった実感がほとんど無い。実感しようと思えば設定をガンガン上げなきゃダメ。でもそうすると電気代・夢の10万円台コース♪が待っている。
その点、灯油ストーブは熱風がファンによって循環するから、部屋が暖まるまでの時間が速い。さらにストーブ自体からも輻射熱を発するので、近くに座れば熱を強く実感する。寒い屋外から帰って来た時なんかは、この恩恵を凄く感じますし、これはパネル暖房ではどうしたってできない芸当です。
ちなみに我が家に入れたのは、サンポットのゼータスイング・FF式暖房機・FFR-703SX。とあるネットの掲示板では風が出ない、ただ熱を発するだけ、みたいな書き込みがあったけど、あれ嘘ですからね。極端に書いてるだけなんで真に受けないように。ていうかオイラもそういうもんなの?と思ってストーブ屋さんに聞いたら「普通に出ます」って言われ、ガクっときたわ。やっぱし情報リサーチはネットだけじゃダメですね。足使わないと。
▼これイイっすよ!
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で話を戻すと、暖房代に限って言えばザックリ半額近く減りましたね。今シーズンは寒い日が多かったにも関わらずです。全館暖房じゃなくなったので、廊下などは寒くなったけど耐えられないレベルじゃないし、そもそも普段は暖める必要の無い場所であって、よくよく考えてみると贅沢なんだと思います。
あと参考として、ウチの場合、2階にリビングやキッチン、水回りがあるんだけど、それらがオープンスペースで繋がっている間取りなせいか、1台のストーブで事足りてます。にも関わらず温水パネルの時より確実に快適。暖かい空気が循環してるからだろうね。1階は廊下挟んで部屋が分かれているので個別設置。1階の部屋は居る時しか使わない。2階も暖まれば止める。寒い日でも微小で十二分。
灯油価格が安いので少し贅沢に使ったけど、それでもリビングの灯油消費量は70Lそこそこ。家全体で150L消費で、灯油代は税込み8000円未満(50円/L)。厳寒期はどうなるか分からないけど、300L+αくらいで収まるのでは?と想像しております。このへんについては改めてレポートする予定です。
恐らく灯油代が今の倍になっても電気よりは安いでしょう。北電も電気料金上げてますからね。これに暖かさの実感度・満足度も加味すれば、3倍になってようやくつり合いが取れるかなというところです。
クリーンエネルギーがどうの言われてるけれども、不景気な北国の場合そんな綺麗ごと聞いてられんです。原発が止まっている今、電気だって油燃やして発電してるわけでちっともクリーンじゃないしね。そして何より関東以南とは冬の寒さの質が全然違う。北国において電気暖房ってのは割に合わない。というよりも馴染まないと書いた方が適切かな。寒さに対抗するパワーが乏しいんですよ。暖めるという行為がとにかく苦手なんだな。なので電気暖房は関東以南で使う類のもの、と考えるのが丁度良いように思いました。
業者選びに等については次以降のエントリーで書きます。
SEE YOU!!


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