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IRONBUNNYを聴いてみた



一部で話題のIRONBUNNYを聴いてみた。音楽のベースはメタルというよりもハードロックかな。BABYMETALのDarkSideでサポートダンサーとして活躍したKOTONOさんが加入したユニット?である。ボーカル兼ダンスをする女の子が3人、サイボーグのコスチュームを来たギタリスト、ベーシスト、ドラマーという構成である。

クオリティは高い。御嬢さん3人とも歌が上手い。パンチある。ハモリもできる。素敵です。バンドさんは当然のように上手い。ギタリスト、ベーシストも前に来ていてバンド感もある。オイラがずっとBABYMETALに求め続けている要件を全部満たしているべさwww

良い意味でBABYMETALの正当なフォロワーだなぁと思う。にも関わらず何か満たされないこの感じはなんだろう??

ということをここ数日考えていたんだが、その理由をザクっとかくと、まったくの主観だが

1)BABYMETALのフォロワーとして売れるための分析やら色々な要件を論理的にブレストして組み上げた人工物感のような気持ち悪さ。

2)女の子3人から強い個性を感じない。こじんまりまとまった優等生という感じ。まぁこれはまだ駆け出しだし仕方ないね。

3)楽曲の質。格好良いんだけど何かフックが足りないというか。目新しさは無いな。BAND-MADEの曲と言わたら、そうなんだぁと納得してしまいそう。

4)サイボーグギタリストや女の子3人の衣装の組み合わせに表現できないチグハグ感。BABYMETALの何じゃこりゃとは違うスベってる感。

といったところだ。今後まだまだ試行錯誤が続くんだろうけど、でもそれで良いと思う。BABYMETALだって初期はそうだったからね。その試行錯誤の先にユニット?バンド?としてのまとまり、円熟味がついてくるはず。なので、地道に続けてほしいと思う。継続こそ力だから。



と、冷静に書いたんだが、じゃあIRONBUNNYとBABYMETALの差は何だろう?とも考えてみた。

これはズバリ楽曲の質、ライブでの経験値、そして何よりBABYMETALの中心人物SU-METALという怪物の存在がデカい。そこにSU-METALをサポートするMOAMETAL、更にライブでは神バンドという要素が加わる。

歌も踊りも技術的な面だけで言えば、IRONBUNNYの方が勝っている部分もあるだろう。だけどそれだけじゃダメということなんだろうな。あの東京ドーム公演をスガシカオに「SU-METALの声じゃないと成立しない」と言わしめた、理屈とか技術を超えた実力というか破壊力。これがとにかく大きい。

歌い方そのものについても指摘したい。ロック系の曲を歌う女性の多くが男に負けないように、太い声で格好つけて歌うことを目指す傾向にあるように思うんだが、結果みんな同じようなテイストになっていませんかね。BAND-MAIDのねーさん連れてきて歌わせてもなんら違和感ないだろう。そう、そもそもここに間違いがあるんじゃなかろうか。

SU-METALはどうかというと、元々太い声ではないのもあるけど、自分自身の声そのもので勝負してる。歌い方はミュージカルのそれに極めて近い、というか一緒だ。格好良くではなく、ミュージカルのように完全に役(SU-METAL)になりきってストレートに感情を歌声にしてる。これが他との大きな違い、差別化のポイントになっている。

そこにMIKIKO先生が「天才」と評したダンスやビジュアル要素が加わる。160cmそこそこの身長で8頭身とかありえねーべ。更に進化したMOAMETALの存在と一流の舞台演出が華を添え、感動体験を大幅に増幅させるのだ(ちょっと前まではYUIMETALもいた)。まるで女王の神格化を強固にするために、エリートが結集したかのよう=それがBABYMETALなんだな。こんなもんチートでなくてなんなのさ?である。

まったくありえない話だが、BABYMETALからSU-METALを引き抜きIRONBUNNYセンターに据えたさまを想像してみてほしい。間違いなく滅茶苦茶恰好良く感じるだろう。これだけである程度売れること間違い無しだ。

ただし他の2名はSU-METALをサポートするポジションに格下げになることも覚悟されたい。SU-METALはなんというか天性の絶対的センターポジションの人なんだと思う。良くも悪くも周りを食ってしまうんだな。恐らくプロデュースは、そういう目に見えない何かを感じてSU-METAL中心の構成にするだろう。以前KOBAMETALがBABYMETAL結成にあたって、SU-METALと釣りあいの取れる人材がいないと語っていたのも、そういうことの表れなんだろうと思う。

ASHの田中先生いわく「中元すず香は最初からオーラが違っていた」そうな。そんな天性の才能を持った人がアホみたいに努力して今のポジションにいるわけだ。とてもじゃないが常人には到達できない領域だろう、と思った。

だからといってSU-METALが万能かといえばそうでもない。プロデュースが的確じゃないとダメだ。それは昨年のほとんど自虐的ともいえるDarkSide企画の失敗が証明していると思う。それに他のメンバーとの相性の問題もあろう。的確なマネージメントが求められる。

と考えると、妙なチグハグ感(スベってる感というのかね?)のあるIRONBUNNYも上手くプロデュースをチューニングすれば大化けする可能性があるということだね。頑張ってほしいものです。
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コメント

No title

動画観ました。思ってたよりいい感じかなと思いましたが、何かが足りないというか、どこか聴いた感じなんですよね。ボーカルメインなのかギターメインなのか、ボーカルは3人必要なのかとか、色々思うことはありますね。あとロックにこだわりすぎ感があるかな。音楽的にはいいのですが、売り出し方というか。

おっしゃる通り、うまくプロデュースすれば化ける素質はあると思うので、頑張って欲しいですね。KOTONOさんの才能を生かしてほしいな。

MUSIC様

毎度様です。
なんですかねあのチグハグ感。ゲストにRATTのウォーレン・デ・マルティーニとか、DOKKENのジョージリンチとか参加してるようですけど、何か今更感ありますし。

プロデュースのセンス、タイミング、時代性・・・色々難しいもんだなぁと思います。

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