今日はタイトル通り少しお堅い話をしたいと思います。
オイラのオカンは長年指先、胸、腰、アキレス腱といったところの痛みに悩まされ、原因を突き止めるまで何年もかかりました。病院名も公表しますよ。勤医協札幌病院では「老化です」と云われ、検査すらやってくれませんでした。
次にお世話になった地元テレビ出演で有名になった山の手八木病院では「手根管症候群」と診断され、指関節の痛みが酷くなる度に注射を打ってもらいましたけど何ら効果無し。そもそも他の箇所の痛みについては、未解決なまま放置なのですが、それでいいの??
そんな折、自宅にポストインされた(株)白寿生科学研究所のヘルストロンの無料体験の広告を見て、ダメもとで連れて行ったところ、予想外に効果があり多少は症状が緩和されました。この効果を見て、いよいよ八木病院の診断への疑いが大きくなり、何度目かの通院時にそのことを話してみたら、「だったらそこで治療してもらえばいいでしょ」とヘソを曲げ、サジを投げられました。八木院長よ、アンタ医者として失格だろうよ。
そのうち近所のヘルストロン無料体験会場も閉鎖されてしまうし(期間を区切って会場を変えているみたいですね)、オカンの症状は悪化するばかりで、気分的には八方塞りです。
この症状の原因は何か?
素人診断でも何でもいい。
Google先生に問うてみます。
調べ始めてすぐにWikipediaで「これじゃね?」と思える症状が合致する病名を見つけました。
リウマチです。
早速、市内でも評判の良い病院を検索、連れて行くと正にドンピシャ!そこのお医者様は一発でリウマチと断定してくださり、ようやく的確な治療を受けられるようになったのでした。
この答えに辿り着くまでなんやかんやで3~4年?5年くらいかかったかも。
ここで、最初からGoogle先生に聞けよ!というツッコミを入れるのは止めていただきたい。そういうのは、この文章を読んでるから言えることなんですよ。目の前に、医学を沢山学んできた頭の良い(はずの)お医者様がおられて、しかるべき診察・検査を行い診断を下されて「いやそれ間違ってますよ?」とあなたは自信を持って言えますか?
何が言いたいかというと、一般人は権威者から言われると、大概はそれが真実であると、疑うことなく素直に受け止めてしまうものだ、ということです。そうして正しい答えに辿り着くまで、酷い遠回りをさせられるのです。場合によっては辿り着くことすらできない人もいますよね、確実に。
オイラのオカンのケースでは、お医者様という権威者の言葉によって、迷いの魔法を掛けられた訳だけれども、こういうのはあらゆるジャンルに対して言えることです。
権威の代表格といえば学校の先生。先生もまた、勉学に励んで先生になった偉い人。どんな思想を持っているかなど、子供には知る由もありません。日教組の先生が社会の担当などになったら、目も当てられない思想を持った人物に成長する可能性が極めて高いです。
次にマスコミ。テレビ・新聞といえば、嘘などつく筈がない公共媒体と思いがちです。番組に登場する識者なる輩が理路整然と明朗な口調で話せば、内容がインチキであっても、知識の無い人々は鵜呑みにします。マスコミは、一般人が情報を集める時間も能力も無いとバカにして、その習性を利用している訳です。一見するとイケメンで理知的な鳥越俊太郎や、格好良い口調の政治学者で東大名誉教授の肩書きを持つ姜尚中の言葉なんかは、相当説得力があるように思えてしまいます。違う立場の人々から見れば、こういった輩はナチュラル反日エージェント(本人にそのつもりが無いとしても言動は反日というもっとも厄介な人)です。
そんなわけで、このエントリーを読んでピコーン!ときた方は、何かの事象について調べる時、一つの情報を真に受けず、違うルートの情報と突き合せた上で、自分なりの判断を下す癖をつけてくださいませ。
▼こんな権威なら疑えるよね!

SEEEE YOUUUU !!!!
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