いいよね関東圏は。ラウドパークに飛び入りの噂があったり、来月はオズフェスでしょ。こっちは急激に気温が下がってきましてね。風邪引いて調子悪いのと相まって、ちょっくらやさぐれていますよ。
さて本題です。今回は暖房について書きたいと思います。
オイラの住まいは数年前に新築した一軒家なんだけども、オール電化にしたのは大失敗でしたね。東日本大震災からこっち原発が止まり、その影響から利用料金がガッツリ上がりました。もっと調べておけばよかったわorz
冬場の電気代はこんな感じでした。
・値上げ前 → 45000円/月
・値上げ後 → 60000円/月
※条件=北方型高密型住宅、延床面積42平米、4LDK、全室暖房パネルヒーターで室温20度以下に抑えている
※電気代には電灯や温水器などの使用料も含む合計
暖房はホットタイム22ロングで契約してるんだけど、16時~20時までの15分間隔で暖房が止まるし、パネルヒーターそのものが全然暖かく感じさせません。コタツ最高ってな具合です。
いや待てよ、そもそも暖房の設定がオカシイのかも?という訳で色々調べたり、実験してみました。
●電気暖房の仕組み
オール電化の暖房は、電気ボイラーで不凍液を加熱させて、それを各部屋の暖房パネルを通して循環させるようになっています。電気ボイラーの設定温度は下は30度から上は80度まで自由に設定可能。各部屋の温度は、パネルのダイヤルでお好みに調整できるようになっています。
当初の業者の説明によれば、
・ボイラーの設定温度は秋は40度くらい
・厳寒期は60度以上にする
・そうしないと暖房が効かなくなる
・設定温度に不凍液の温度が保たれていればボイラーもアイドリングになるので電気代は跳ね上がらない
とのことでした。ところが・・・
●普通に使ってみる
業者に言われるがままに使ってみたら、まぁ普通~に電気代は嵩みます。電気代の値上げを気にして、寒いのを我慢してパネルのダイヤルを5段階の2くらいに絞っても同様です。北電からきた請求金額「6万円」の数字を見た時は「なんじゃコリャー!!」でしたよ。
●ボイラーの設定温度を変えてみる
そこで、ボイラーの設定温度を40度まで下げてみたら2万円/月くらい下がりました。寒さはよりキツめ。
ということは、パネルのダイヤルを絞り気味にしたところで、電気代には大した影響が無いということ。ボイラーはアイドリングにはならず、不凍液は無駄に熱せられたまま、ひたすら循環しているということです。
試しにボイラー設定を40度から50度に上げてみたら、1万円/月は上がりましたよ。恐ろしい・・・。
●電気暖房の仕組みの理解を深めよう
そこでもう一度、業者に問い合わせて、ボイラーの仕組みについて説明してもらいました。
・ボイラーからスタートした不凍液の温度は、各部屋のパネルヒーターを通り、そこで少しずつ熱を奪われる
・熱を奪われた不凍液はボイラーに戻り、熱せられて再び循環する
・ボイラーから一番遠い部屋のパネルヒーターまでの間に不凍液の温度が下がりきってしまうと、その部屋を暖めることができない
・そういう状況にならないようにボイラー温度を設定する
・目安は秋口45度、厳寒期60度以上
このような説明から、ボイラーから一番遠い部屋のパネルヒーターを温められるギリギリのラインにボイラー温度を設定してやれば良い、ということが判明しました。
そして、業者が言う目安は恐らくは一昔前の基準であって、最近の北方型高気密住宅には当てはまりません。また、前述したとおり、ボイラーがアイドリング状態になることもありません。不凍液の温度は循環していれば多少なりとも下がるからです。放っておくとガンガン電気を食われます。少なくとも4~5年前のウチのヤツはそうです。
ということで、面倒でもここの設定は2シーズンほど使って最適なラインを探しましょう。1シーズンあたりの暖房代が5万円は変わってくると思いますよ!
それにしてもホントややこしいよね!
●最適に設定した結果
さて設定を最適にしてみたら、4万2千円くらいに収まるようになりました。各部屋のダイヤルはリビングを5、その他の部屋を2のまま。寒さは普通に使っていた時と同じくらいになりました。
●もう一工夫してみよう
ただこれだとやっぱり寒いので、ポータブルの灯油ストーブを補助的に使ってみます。基本性能が高い北方型高密度住宅なので速やかに温まります。ていうか灯油ストーブの方が絶対的に暖かく感じますわ。火が見えるってのも良い。ストーブの上にヤカンを載せられるので部屋の乾燥予防にもなります。
ついでに言えば、災害時にも暖を取れるというのは、とてもデカいです。電気利用の器具は災害が起きれば何の役にも立たないもの。イマドキの暖房システムを入れてるお宅でも、ポータブル灯油ストーブは少なくとも1台は置いておくべきですよ。マジで。
▼ウチで愛用してるストーブ。マッチでも着火可能。7畳くらいの部屋ならこれで十分。

話を戻します。ウチはストーブを2台使ってますが、灯油代はおおよそ5千円/月くらい。その結果、電気代との合計で光熱費は5万円以内に収まるようになりました。しかも電気暖房のみの時と比べて、体感温度は確実に快適です。もし電気暖房のみで辛い想いをされているのでしたら、是非参考にしてみてください。
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