前回に引き続き横アリ擬似参戦記をアップする予定だったんだけど、さくら学院の初代生徒会長・武藤彩未さんが活動を休止されるとの発表を知りまして、オイラなりに思うところがあるので少し書かせてもらいます。
オイラにとって武藤さんといえば、すぅさん、島さんと組んだ可憐Girl'sの子で、さくら学院の初代生徒会長、歌が上手、機転が利く、百人一首が得意、和の精神を知る人、負けず嫌い、しっかり者、というイメージを持っています。さくら学院を卒業し、ソロデビューしたけれども、なかなか素敵な歌を唄っていましたし、上記したような資質からタイミングが合えばスターになる可能性はあるなと思っておりました。しかしこの時代にソロでブレイクというのは相当難しいことだったのですね。幾つかの不幸も重なってしまい、スターへの道はお休みすることになりました。
芸能界で生きてゆくのは斯くも厳しい。川原人の人生を選択した以上、成功すれば煌びやかなスポットライトが当たる一方で、時には本当に残酷な現実と向き合わなければならない。年齢も関係ない。運も含めた実力が全て。本当に非情なことです。オイラのようなサラリーマンや、雇用と給料が余程の事が無い限り定年まで保障される公務員には耐えられない、博打のような厳しい世界なのだと改めて思い知らされました。
今回の発表、父兄(ファン)の大人にとっても相当キツい内容。当事者に近しいBABYMETALの3人にとっては、想像を絶するくらい衝撃的で辛く哀しい事だったはずです。YUIMETALに至っては、小さな頃から家族ぐるみでお付き合いがあったそうですから、精神的にも相当大きなダメージがあったのではないでしょうか。周りの大人たちはしっかりケアサポートを行っていただきたいものです。
しかし今回の出来事、見方を変えれば悪い事ばかりじゃなく、BABYMETAL3人の結束、BABYMETALに対する意気込みをより強くさせたのではないか?と想像します。
身近なところで残酷な現実を見せられ、ボタンを一つ掛け間違えれば自分たちも同じ道を辿っていたかもしれない。アイドル界を見渡せば、売れずにず~っと地下活動で頑張っている子たちが圧倒的大勢。
一方自分たちは?といえば、アイドルソングと対極にあるメタルという聴き慣れない音楽をやることになり、自分の名前ではないキャラクターに、初期の頃は不満や戸惑いがあったかもしれません。しかしそれから数年を経て、海外でブレイクしはじめ来年はウエンブリーアリーナ公演(紅白より100万倍難しい)、東京ドームというところまで登りつめてきました。自分たちがいかに恵まれた立場なのか、BABYMETALがどれだけのビッグネームになったのか、理解できないわけがありません。そして、さくら学院と卒業生みんなの期待も背負っているのです。芸能活動に対しては、部外者の想像よりもずっとプロフェッショナルな3人でしょうね。
BABYMETALの3人はこう言いました。
「この3人なら何でも乗り越えられる」
よくある言葉に聞こえるけれども。
彼女らが経験してきたことを知れば、それが嘘ではなく実感のこもっている言葉だと解ります。
凄い人達ですよBABYMETALは。
▼みんなそれぞれの道で顔笑って!

それではまた。


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