YoutubeにUPされていた『フジテレビコンテンツ事業局のプロの皆様を前に、吉田が語る「現代オタクの作法とタブー」』が大変興味深かったので、それについて少し書きたいと思います。
日本放送アナウンサー吉田直記氏といえば、自身が高スペックのヲタクでありながら、ヲタク文化を俯瞰的に語ることができる人。そのような人が、ならではの視点でヲタとメディアの関係について上の動画で分析しているんだけれども、とても的を得ているなと思いました。
オイラ的に要約するとこんな感じ。
・趣味が細分化し好きなモノの情報しか集めない
・このような環境だからこそ広く情報を伝えられるメディアが必要になる
・しかし浅はかなゴリ推しは嫌われる
・ステマはバレる
・多方面から評価されるモノこそ本物であると認定する
・この方程式に見事にハマった事例がBABYMETALである
・面白いだけじゃダメで実力が伴ってなければならない
ヲタクの作法と銘打ってるものの、この現象は一般人にも広まってきていると思います。昨今の視聴率の爆死とか、ゴリ推しタレントが半年経たずに過去の人になる等は、象徴的な現象といえるでしょう。
言い方を変えると、一般人もネット情報に触れる昨今、視聴者の目が肥えて、メディアと大手プロダクションによるインチキだらけの世論誘導が、徐々に効かなくなってきているということ。民衆が受け取るだけの存在ではなくなったということですね。そして素人同然のまがい物ではなく、本物を求める声が高まってきているんだと思います。これは出演者だけじゃなく、制作サイドの実力も問われているんですよね。
地上波の「和風総本家」、「マツコの知らない世界」、BSスカパーの「だらけ!」などが面白いのは、本物だからこそ語れるエピソードが興味深かったりするから。「事実は小説より奇なり」なんですね。
またNHKの「あさが来た」など一部のドラマの視聴率が良いのは、ユーザー層にマッチしているからだけでなく、本質的な部分、すなわちシナリオが良い、演者がハマり役で上手い、演出が上手い、の三拍子が揃って質が高いからです。どこかの大手にあからさまに媚びることなく、役に合う実力を伴った役者を起用し、しっかりとストーリーを組み立てている。それが作品の完成度を高め、視聴者の満足感に繋がっているのですよ。
以前のエントリーでも触れた通り、諸事情によってまがい物に力を入れる姿勢を改めて、実力あるものにスポットを当てない限り、今後もテレビ離れは治まりません。吉田アナの話を聞いたフジテレビのお偉方がどこまで理解できるのか見物ですね。まぁプライドを捨て謙虚にならない限り絶対無理でしょうな。あ、それ以前に社内の反日勢力を粛清できないから当分不可能か?
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